知識の輪

気になったことを検索してまとめてます、複数のページ見た上で自分なりの簡潔な解釈をしております。ネット上の情報を参考にするため正確性にはやや問題があるかもです。

湿潤療法をやってみた結果

私は格闘技をやっているため身体の怪我や傷が絶えない。

とくに畳やマットで行う寝技時に発生する擦り傷が多い。

毎月のように擦りむく。

今までは軽い擦り傷なら放置→かさぶた→取れて治るか

もしくはかさぶたが動作中に剥がれてまた再発のどちらかであった。

しかもかさぶたが取れて治ったとしても、皮膚が盛り上がったり色が沈着したりで

肘など見た目が気持ち悪くなっている。

 

まぁ男なので見た目なんていまさらどうでもいいんだが、直りのスピードが速いというのに惹かれて

10年前くらいから流行っている湿潤療法を検索して試してみた。

 

今回、画像はとっていないのが残念だが結果的はよかった。

膝と足の指と手首の擦り傷を三つ試してみたが満足いく治療法であった。

 

湿潤療法とは

簡単に説明すると、今までの殺菌して乾燥させてかさぶたにさせるという方法とは

まったく異なり

傷口を水で洗い流して専用の湿度が保てるカバー剤で傷を覆い

体内から出る浸出液を常に傷表面に滞在させて

皮膚を作るスピードを上げる方法である。

乾燥しないのでかさぶたの行程がない。

 

・消毒剤を使わないのは浸出液等、傷の治りをほどこすものも殺してしまうから

水で流すくらいで十分

 

しかし殺菌しないで傷をグジュグジュのまま放置するなんてと思ったが

調べたところによると、傷にいる細菌より皮膚が治るスピードやパワーのほうが強く

たいていの場合は悪化しないとのことである。

なぜなのかは現在の研究でははっきりしてないようだ。

 

よって深い傷や動物など汚染された傷は自分勝手にやるのは危険。

消毒が必要な場合は多々あるようだ。

 

 

今回試してみた三箇所の傷はすべていつもの消毒放置より綺麗に治り

さらに治療スピードは2倍近いものであった。

(一箇所大きい傷は茶色く色素沈着したので完璧に治るとは言いがたい)

バンドエイド社の湿潤療法用のテープで試してみたが

運動中も剥がれることはほとんど無かった。汗が大量にでるとまずいが。

一箇所、最初に自分でラップでやってみたが、傷以外の場所もラップで覆うことになり

そのぶぶんがふやけてしまい、あわや二次災害になるところであった。

翌日、バインドエイド社のものに変えたのですぐに治った。

 

また説明書を読むと毎日水洗いする必要もなく

3日に一回くらい張り替えるときに水洗いすればよいので

そこまで費用もかからなかった。

費用対効果を考えるとこれからも使用したいと思う。

次回は画像をとりたい。